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【プレゼントあり】えを描くって楽しい!

2014年4月1日 11:35 | 約4分で読めます
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まほうのえのぐ

 

まほうのえのぐ
林明子さく
福音館書店ーこどものともシリーズ

 

おにいちゃんが 持っている えのぐと スケッチブック。
妹のよしみも 絵を描きたい!とおにいちゃんにおねだりします。
しぶしぶながら貸してくれた えのぐを 使って よしみが 絵を描いていると・・・
いろんな 動物たちが やってきて 絵の具を少しずつ 森の中に 運んでしまいます。
それに気づいた よしみも 動物たちを追いかけて 森の中へ入っていきます。

なんと 森の中では 動物たちが おにいちゃんの 大事な絵の具で 絵を描いていたのです!
一度は 追い払った よしみでしたが・・・。

プレゼント

 

絵本をもっとめくってみる

子供の繊細な心の動きや心理を絶妙に描く林明子さんにしてはめずらしくファンタジーな絵本です。
子供を描かせたら右にでるものはいないという位、林明子さんの描く子供たちは生き生きとしています。体温や匂い、髪の毛や肌の感触も感じられるそのスケッチ力はあの、宮崎駿監督もお手本にされ、林さんの絵本をスタッフに配って勉強するようにと言ったとか。
林さんは「子供の後ろ姿だけで、その子が怒っているのか、泣いているのか、喜んでいるのか、描き分けられる(とご自身がおっしゃっていたそうです)」というのを聞いたことがあって、そんなことができるのかと衝撃を受けたのを覚えています。
この絵本もおにいちゃんと妹のやりとりなども林さんらしい描写ですが、妹のよしみがベンチに座っているシーン、しゃがみ込んでいるシーンはさすがです。

それに加えてファンタジーあふれる場面は本当にワクワクする場面になっていますので、隅々まで楽しんで下さい。
左ページに文章、右ページに絵という展開ですが、左ページの左上にしゃくとり虫が色違いで毎ページ描かれています。そして、ちょっとずつ、ちょっとずつページをめくるごとに進んでいます。しゃくとりむしらしく本当にちょっとずつなのが、またかわいらしいです。

 

★絵を描く絵本★

ぼくのクレヨン
長新太さく ぞうのクレヨンです。
のびやかな感じが素晴らしいです。大好きな絵本です。

えをかく
谷川俊太郎さく 長新太え 絵を描くってすごいなあと改めて感じます。
まっしろな紙に線を一本ひいた瞬間にそこに世界がうまれるのですから。

 

プレゼント

 

編集後記

絵本制作の為、2、3月とお休み頂いておりましたが、無事入稿が終わり、6月にはデビュー作「てがみぼうやのゆくところ」が出版される予定です。茅ヶ崎の書店さんにも置いて頂く予定ですので、是非手にとって見てみて下さいね。
講談社絵本通信にて毎月更新「加藤晶子の制作日記」も公開中です。こちらも是非ご覧下さい。

http://bookclub.kodansha.co.jp/ehon/production_diary/index.html

 

NPO法人セカンドブックアーチ

NPO法人セカンドブックアーチについて

読まなくなった不要な本、またはもう読まないけれど捨てられない大切な本を地域のために役立てたいとの思いから、2007年より茅ヶ崎にて活動を開始。本をこよなく愛するスタッフで構成されており、本というものは読み終わった後に捨ててしまう、売ってしまうといった、たんなる消費物ではないと信じて活動しています。
寄付可能な本は、児童書・単行本・古書・各種参考書など様々。詳しくはホームページをご覧ください。

ホームページ:http://www.npo-sba.com

Filed in: あの子の絵本箱

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文:

1978年生まれ。茅ヶ崎に育つ。 大学時代に死生学に興味を持つ。セツ・モードセミナー卒業。 パレットクラブ絵本コース卒業。絵本ワークショップ「あとさき塾」「チャブックス」に参加。 2005年より、個展等にて作品を発表。第7回逗子市手作り絵本コンクール「優秀賞」受賞。 『てがみぼうやのゆくところ』にて、第35回講談社絵本新人賞受賞。本作がデビュー作となる。 加藤晶子ホームページ「アトリエメクル」 http://atelier-mekuru.com 「てがみぼうやのゆくところ」加藤晶子作 講談社 定価1300円(税別) 書店、amazon等にて販売中

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