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【プレゼントあり】わくわくみんなで、おひっこし!

2013年12月3日 11:09 | 約4分で読めます
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14ひきのひっこし

14ひきのひっこし
いわむらかずおさく
童心社

おとうさん おかあさん おじいさん おばあさん そして きょうだい 10ぴき。
ぼくらは みんなで 14ひき かぞく。 そんなことばで はじまる 14ひきの ねずみの ものがたり。こんかいは みんなで おひっこしですって。あきも ふかまる もりのなか。
14ひき すみごこちの よい おうちは みつかるかな?

 

プレゼント

 

 

絵本をもっとめくってみる

恐らく、私の人生最初の記憶は、引っ越しのシーンだ。3歳頃まで住んでいた、横浜の保土ヶ谷にあった父の会社の社宅。両親と姉は先に出ていたのか、祖母に手を引っ張られて社宅を後にした。その時、子供心に「この場所とはもうお別れなのだな。」と寂しい気持ちで振り返った。その記憶。
それ以来、ここ茅ヶ崎に住み続け、大人になってから一人暮らしなども多少なりとも経験したが、子供時代は一度たりとも引っ越したことがない。
そのため、転勤族だった子たちの苦労も知らずに少し「引っ越し」に憧れてしまう。
新しい場所、新しい生活、全く自分を知らない人たちとの出会い。
考えるだけでわくわくする。

さて、この絵本の14ひきのねずみたちは、なぜ引っ越しをすることになったかは不明だが、とにかく新しい家によさそうな場所を見つけて、みんなで力を合わせて、住み良い家にするために家作りをはじめる。こども部屋や台所を作り、水道をひいたり、川に橋をかけたり、結構本格的。
14匹がそれぞれどんな役割でどんな性格なのかも、絵をじっくり見ていると、なんとなくわかってくる。

引っ越し絵本といえば、もう1冊、たしろちさとさんの「5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん」がおすすめだ。
またまた、こちらもなぜかネズミ。こちらは家族というより、仲間といった感じだが、こちらも引っ越し先のみんなで作るおうちに1匹1匹の個性が光る。
こちらは、森の中でなく、ごみ捨て場に作るおうち。ごみ捨て場ならではの工夫がいっぱいで見ていて楽しい。たしろさんは見本となるうちを実際に立体で作ってみたそうで、リアリティさもばっちり。なぜねずみたちが引っ越しをすることになったのか、最後のオチもさすが!

どちらも、引っ越しのワクワクを絵本だからこそ表現できる作品。秋の夜長にお子さんとじっくり絵の細部まで楽しんではいかがでしょう。

 

★引っ越し絵本

5ひきのすてきなねずみひっこしだいさくせん
たしろちさと作
文中で紹介の絵本

やどかりのおひっこし
エリック・カール作
引っ越しといえばヤドカリ?!そういえば私も「ラムネのひっこし」というヤドカリの引っ越し絵本描いていました。

とんことり
林明子絵
引っ越してきたばかりの子供の不安な気持ちがうまく表現されています

 

プレゼント

NPO法人セカンドブックアーチ

NPO法人セカンドブックアーチについて

読まなくなった不要な本、またはもう読まないけれど捨てられない大切な本を地域のために役立てたいとの思いから、2007年より茅ヶ崎にて活動を開始。本をこよなく愛するスタッフで構成されており、本というものは読み終わった後に捨ててしまう、売ってしまうといった、たんなる消費物ではないと信じて活動しています。
寄付可能な本は、児童書・単行本・古書・各種参考書など様々。詳しくはホームページをご覧ください。

ホームページ:http://www.npo-sba.com

Filed in: あの子の絵本箱

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文:

1978年生まれ。茅ヶ崎に育つ。 大学時代に死生学に興味を持つ。セツ・モードセミナー卒業。 パレットクラブ絵本コース卒業。絵本ワークショップ「あとさき塾」「チャブックス」に参加。 2005年より、個展等にて作品を発表。第7回逗子市手作り絵本コンクール「優秀賞」受賞。 『てがみぼうやのゆくところ』にて、第35回講談社絵本新人賞受賞。本作がデビュー作となる。 加藤晶子ホームページ「アトリエメクル」 http://atelier-mekuru.com 「てがみぼうやのゆくところ」加藤晶子作 講談社 定価1300円(税別) 書店、amazon等にて販売中

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